今回のエロス絵は「私の男・桜庭一樹 作」を勝手に描かせていただきました。以下、少々ネタバレ注意です。
9歳で家族を失った花と、25歳でその花の養父となった淳吾がどうして男女の関係になってしまったのか。。 なぜ酷い事件を起こしたのか?薄暗い期待と背徳感に苛まれながらグイグイ読み進めてしまいました。
結婚式を翌日に控えた花が婚約者と父の淳悟と3人で会食する場面から始まり、章ごとにどんどん過去に遡る構成になっています。
このシーンは花にとっては敵となってしまった人が消えゆく所を見つめるシーンです。 映画の予告編を観たのですが、やっぱりこの花のマフラーは赤でした。赤しか考えられません。
大体、秘められた関係なのに緊張感が無くなっていましたね。
の、シーンです。カーテン開けたままイチャイチャした結果、ある事件へと発展してしまいます。
罪悪感からなのなか、激しく求め合う2人。。。の一コマ。
逃げるように東京にきた2人はますます激しくなります。夜とは違う、花のそそらない制服姿に淳吾は笑ってしまいます。
内容がタブーとされているものなので、苦手な方はダメかもしれません。私はドロドロ好きなので楽しく読みました。